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神奈川県×MUJI 神奈川の“旬”な特産品でインバウンド拡大も!

2022.10.17

「MUJI Community Market×神奈川県」のイベントを開催!旬の湘南ゴールドをはじめとする神奈川の特産品を通して、神奈川の魅力をFifty One Mediaがしっかりサポートしてシンガポールに強く印象づけました。

シンガポールの無印良品ION店にて、14日間限定の「MUJI Community Market×神奈川県」のイベントが開催されました。旬の“湘南ゴールド”をはじめとする厳選された神奈川の特産品が並びました。特産品のシンガポールでの販路拡大を目的として、Fifty One Mediaがコンサルティングとして参加しました。

  • MUJI Community Marketとは・・・無印良品とディスカッションした日本の各地域の厳選商品をお届けするイベント。個性あふれる地方のレアな商品をシンガポール人やシンガポールに住む日本人に楽しんでもらいたいという想いからはじまった展示会です。

MUJI Community Market×神奈川県

神奈川県の県内企業のシンガポール進出の支援、インバウンド観光客の増加を目的として、「MUJI Community Market×神奈川県」が実現しました。イベントでは無印良品にて期間限定で神奈川県の特産品が並びました。中でも神奈川県が開発したレモン色のオレンジ、「湘南ゴールド」を大々的にアピール。

湘南ゴールドは旬の時期と生産量が限定的なため、滅多に食べる機会のない貴重なものです。今回のイベントではシンガポールでの「湘南ゴールドの認知」ということで、特別に空輸でフレッシュさを保った湘南ゴールドを販売しました。

今回のイベントにてFifty One Mediaはコンサルティングとして、下記業務でイベントを全面的にサポートしました。打ち合わせは全てオンラインで綿密に行い、日本とシンガポールの距離を感じさせずスムーズに進行しました。

  • MUJIイベント出品機会提供
  • 商品選定支援
  • 輸出手続きサポート
  • 現地での広告・マーケティング支援
  • ECサイト出品サポート

広告マーケティングに関しては、シンガポールで認知度の高いSingaLifeのウェブと紙面の両方を有効に活用。

  • SingaLifeの各種公式SNS(Facebook、インスタグラム、ツイッター、LINE)にて2週間のイベント期間中に大々的に拡散。推定リーチ総数2-3万(Webは毎月10万PV)
  • 発行部数1万部のSingaLife紙面での広告添付

イベントの客層は現地在住の日本人に加えて、シンガポール人も多く来場してくれました。

立地が良かったこともあり、予想していた以上にたくさんの人が訪れました。今回一番の目的は、“商流を作ること”。Fifty One Mediaがしっかりサポートさせていただきました。

イベント総括

今回のイベント担当者、ジェトロシンガポール神奈川ディビジョン/ディレクター美馬 理さんのイベント後の感想をふまえて総括しました。

「湘南ゴールド」は、SingaLifeの事前広告の効果もあり、即完売でした。今回の目玉でもある旬の湘南ゴールドを採れたてで販売するために、空輸でフレッシュさを保った状態で販売できたことが成功の大きな要因になりました。シンガポールでの湘南ゴールドの認知に繋がったのではと思っています。

その他、川崎大師の近くで昔から販売されている「大谷堂のわらび餅」を販売、現地に行かないと買えない歴史ある商品で、こちらも早くに完売。シンガポールの方が川崎大師に観光に行った時にまた購入したいと思ってくだされば、インバウンド効果に期待ができます。

ローカルのお客様にどこまで認知してもらえるかを重要視していましたが、SingaLifeの広告や無印良品の告知を見て、多くの日本人在住者が商品を購入していただきました。

こうした販売イベントでは現地に住む日本人をターゲットにしても十分、現地のローカルのお客様への認知度を上げる効果があると分かりました。日本人のお客様が購入していると、ローカルのお客様も「これは日本人に人気なので、美味しいのではないか」と伝わっていくという現象が起こっていたからです。

イベント後にバイヤーからの問い合わせも多くありました。バイヤー専門の商談会ではなく、消費者向けの販売イベントを通してバイヤーの方にアピールする効果があることも新たに発見できました。売れ筋の商品などを売り場で実際に見られるという、ベンチマーキングができる絶好の機会なので、バイヤーの方にとって販売のイメージが付きやすかったようです。

これからについて

今回のイベントを通してどういった商品が人気なのかが見えて、神奈川県はコロナ以前から行っていた、シンガポールの現地バイヤーと神奈川県の食品関連企業をマッチングするB to Bの取り組みを引き続き中心に行っていきます。Fifty One Mediaでもシンガポールのトレンドやニーズを今後も国内外に発信していきます。

●記事内容は執筆時点の情報に基づきます。

作者:spktr

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